一括投資シミュレーション 2020年2月末
2013年12月末の1000万円を一括投資した場合のシミュレーションです(シミュレーションの前提条件・注意事項はこちらをご覧ください)。
2013年末に投資した1000万円は2020年2月末時点で14,294,073円、前月比939,193円、6.17%のマイナスです。
2月の最終週は、1週間に2回の1000ドル安と大幅安に見舞われました。当面は新型コロナウィルスの状況に振り回される展開が予想されます。
各社のレポートを見ても、感染者数の増加のピークアウト、景気への影響、など基本的には同じような見方をしているようです。一番上のJPMアセットマネジメントのレポートがよく整理されていると思います。世の中の投資家はこんな風にみているんだ、ということがわかります。
https://www.jpmorganasset.co.jp/jpec/ja/promotion/mi/message/20200227.html
https://www.smam-jp.com/market/ichikawa/irepo200228.html
https://www.nam.co.jp/market/column/trend/2020/200228.html
https://www.daiwa-am.co.jp/specialreport/market_letter/20200225_02.html
今後の懸念としては、米国で感染者が拡大し経済活動が停滞すること、さらにそれにより企業の倒産などで金融機関に貸倒が発生することだと思います。貸倒の状況によってはそれがリーマンショックのような危機の引き金になるかもしれません。
ただし投資期間や投資目的に変更がないのであればいたずらにポートフォリオを動かすことをせず、
- 回復を待つ
- 当面使う予定が無い資金で追加の検討をする
というスタンスで良いと思います。長期運用で成果を上げるコツは、ニュースやマーケットに振り回されずに一貫した方法を継続することです。
今回も同様と考えて良いのではないでしょうか?